2016.8.15
ダンサーインタビュー 18:KANATA
ー刺青入れましたね。けっこうごついのを!
はい、入れました。(笑)
ー大丈夫ですか?親御さん的に。
親は笑ってました。(笑)
ー理解のある親御さんで良かったですね。NOAは昔からレッスン通ってましたよね?
ずっと昔から通ってましたね~。高校生の時から通ってました。
ー誰のレッスンを受けてたんですか?
MITTANさんを都立大で受けてて、OGURIさんとNOPPOさんを池袋で受けてました。あと千尋さんも受けてました。よく受けてたのはその4人ですね。
ーダンスを始めたのはいつですか?
小学校2年生の時からです。
ーきっかけは?
お母さんがテレビでダンスを見て、ダンス習わせてあげようと、SMAPとかモーニング娘とかの番組だったんだと思うんですけど、曲を覚えて振付覚えて踊ってるみたいな。それから地元のスクールに通いました。
ーその頃はもうストリートダンス流行ってましたか?
そうですね、キッズダンサーが多くなってきたのは多分うちら世代で今22歳ですけど、うちらの世代がはしりです。
ーやっぱり子供の時にスーパーダンサーに習って色んなダンスを吸収できるというのが、スーパーキッズを生み出すんですかね?
大きいですね。やっぱり基礎が大事ですから。基礎がないとどこに行ったって通用しないというか、たぶん大人になってすごい苦しむことになると思うから。私は基礎を教えていただいた方々に感謝しています。
ー今言われたようなダンサーの方々に聞いたんですが「KANATAちゃんは小さい時からオールジャンルやっているから今まだ若いけどちゃんと踊れる」という話でした。
やっぱMITTANさんは間違いないですね(笑)。だってすごいレッスン受けてましたもん。めちゃめちゃクラス受けてました。
ー最初JAZZやってたんですか?
JAZZもやってましたね~、スローJAZZもターンもめっちゃやってて、小学校の時JAZZもHIP-HOPも両方やってて。
でもJAZZのほうが得意で、いっつもHIP-HOPのオーディションとかに落ちまくって、JAZZが好きだったんですけど、いつの間にかHIP-HOPになってました(笑)。
ーチームとか組んでたんですか?
小、中学生の時に組んでたんですけど、それ以来はチームは組んでなくて、ユニットとか、あとは一人でソロで踊ることが多かったです。
ー今活躍してますもんね、今どんな感じですか? 活動的に。
今年はツアーに参加する予定になっていて、そのリハーサルがこれから始まったりしますね。
ー他のジャンルはやってないんですか? LOCKとか。
小学生の時はちょっとやったりしました。LOCKとかHOUSEとか、ちょろっと習っただけなんでぜんぜん極めてないですけど。
ー憧れのダンサーはいますか?
小っちゃい時から好きなのがNOPPOさんとOGURIさんで憧れの先生です。師匠みたいな人はいないんですけど。
ただ今言った人以外の他の人もたくさんレッスン受けて、それを全部自分に吸収して自分ができたっていう感じです。
ー子供だったKANATAちゃんが今では墨入れちゃってるもんね(笑)。
MITTANさんにびっくりされちゃうな~(笑)。
ー親がテレビ見てダンスやらせようとして、それでここまで成長したんで親御さんも喜んでいるでしょうね。
親には感謝してますね、ダンスやらせてくれて。
ー自分の娘がテレビに出て踊っている姿を見て喜んでますか?
テレビの映像とかPVとかをおばあちゃんに送ったり、テレビを録画して近所の人と一緒に見たりしてるみたいです(笑)。
ーレッスンはやってみて感想はどうですか?
やっぱりスタジオがきれいなのと、なかなかこんなロッカー広いところとかないからすごくやりやすいです。スタジオ広いし。
あといつも来てくれる生徒さんもいっぱいいるんですけど、毎回新しい人がレッスン受けに来てくれるので、頑張りがいがありますね。
ー小学校からダンスやってきて、まだ若いですけど途中で嫌になったりしなかったですか?
なりましたよ。いっつもいやになってます(笑)。今もなってますよ、はい。
ーそれはなんでですか?
うーん、やっぱり上を上をみたいなのがありまして。
ーここまではできたけど、まだまだ納得いかないみたいな?
そう、でもだからこそ続けられるというか。満足しちゃったらそれまでですから。
ー目標にしているダンサーはいますか?
海外とかにはとりあえずいるんですが、将来こうなりたいなっていうダンサー像は今どこにもいないようなダンサーになりたいんで、この人になりたいっていうのはないんです。
ーいろんな要素を取り入れたダンサー?
私はいろんな人の要素を吸収して、違う人になりたいなというふうに思ってます。
ー海外に行こうとかはないですか?
最近ワークショップとかで中国行ったりしているんで、なかなか自分で行く時間がなくて、今年は無理だったんですけど、来年はLAに行きたいなと思ってます。パワーアップしてきます(笑)。
ーレッスンで心がけていることはありますか?
ちょっとでも私の要素をみんなに取り入れてもらって、それプラスみんなが自分の個性をバンバン出せるようなクラスにしたいと思ってます。緊張しないで自分をもっとどんどんアピールするっていうクラスに。もう、我が強いみたいな(笑)。
ーけっこう踊れる生徒さんも多そうですしね。
そうですね、レッスン始まってからずっと通ってくれてる子とか何人もいるし、特に今の子は吸収も早いので、だいぶ踊れる子も増えてきましたね。
ー今22歳ですが、例えば30歳までにこれはしておきたいとかあるんですか?
ダンスの映画とかに出たいんですよ(笑)。
ーいけそうですよね~。
そう、なんかそういう変わったことをしたいです。具体的には映画とかドラマとか、なんでもいいんですけどダンスをもっと広げるというか、やっぱりまだまだダンスのイメージってあまりよくないし、ダンサーていうと「大丈夫?」みたいな感じで思われることが多いから、ちゃんと認知してもらえるようにしたいですね。
ー出れそうですけど、そういう話はないですか?
今のところないです(笑)。自分で思ってるだけで。
ー今後の抱負はありますか?
もっと知ってもらいたいですね。自分のダンスをもっといろんな人に、例えばレッスンを通したりワークショップを通してKANATAっていう人はこういうダンスをするんだと知ってもらいたいです。
ー自分的には自分のダンスは確立しているんですか?
自分的にはそうですね、なんかヒップホップって言われたらヒップホップでもないし、JAZZでもないし、JAZZHIP-HOPって言われたらう~ん?て感じだしKANATAスタイルですかね。
ーこれからますます活躍しそうですね。
がんばります!
ー今日はありがとうございました。
KANATA
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