2022.5.27

THE DANCE DAY　優勝は『KUROKO』

5月18日午後7時から、日本テレビ系で『THE DANCE DAY』の決勝大会が3時間生放送された。

優勝賞金1,000万円、プロ・アマを問わず、ただ、楽しませた人の勝ちというルールのダンスNo.1決定戦だ。
日本中の"踊れるヤツ"が集まり、決勝進出チームは16組。
ダンスの大会と聞いて思い浮かべるヒップホップダンス、コンテンポラリーダンス、ブレイクダンスと並列に、社交ダンス、フィンガーダンス、パントマイム的なダンス、応援団的なダンス？　など、本当に垣根のない"踊れるヤツ"が集まった。

そのパフォーマンスについて、各組がまったく違う内容のため、審査員も採点に困惑。
そんな審査員も、特別審査員のYOSHIKIを始め、KENZO（DA PUMP）、SKY-HI、倖田來未、TAKAHIRO、仲宗根梨乃、kazuki（s**t kingz）という豪華顔ぶれだ。
この7人の審査員が1人100点満点でジャッジをおこない、上位5組が「FINAL ROUND」に進出。
5組で決選投票をおこない、優勝チームを決定する。




見事優勝したのは、関東大会でも1位だった「KUROKO」。
リーダーであるGENDAIと4人の黒子が織りなす"パントマイム的"なパフォーマンスで会場を沸かせた。
放送直後からインターネット上では「ダンスじゃない論争」が起きたが、優勝したKUROKOについてYOSHIKIは、
「やっぱりエンターテインメント、ミュージックでも一緒ですけど、トレンドを作り出すってことが大切だと思うんですね。これこそまさに今のソーシャルメディアの時代にトレンドを作り出せる要素を持っていらっしゃると思う。100点満点では足りないと思う。」とコメントした通り、そういった論争も新しいことをした結果ということだ。
放送には乗らなかったが、DA PUMPのKENZOも、「かなりのキャリアと世界的な輝かしい経歴を持つGENDAIだが、正直そこまで日の目を見ていない。こうして地上波で3時間も生放送されたことは、ダンス界にとって、とてもすばらしいこと」と涙ながらに語った。
その言葉がすべてではないだろうか。

GENDAI
NY ハーレムにあるAPOLLO THEATER Amature Night にて、4週連続優勝を果たし、日本人では12年ぶりの快挙となる年間チャンピオンに輝く。
World Of Dance Japan qualiferを勝ち進み、翌年 Los Angelesで行われた 「WORLD OF DANCE Final 2016」では世界各国の出場者の中から日本を代表し、見事優勝を果たし再び世界チャンピオンへと輝く。
翌年VIBE Japanで優勝し、日本一に輝く。

【NOA DANCE ACADEMY】
https://www.noadance.com/pop/animation/35641.html


「FINAL ROUND」出場者


「青春応援団 我無沙羅」
ダンスなのか？　応援なのか？　そんなことは、どうでもいいと思わせる胸に差し迫ってくる圧巻のパフォ―マスだった。
一体どれだけ練習をすれば、ここまで動きをそろえることができるのか！？



「Sota & Anri」
関東大会2位で決勝大会に出場した社交ダンスチーム。
FINAL ROUND出場者の中では、最少人数である2人でのパフォーマンスだが、そんなことは感じさせないパワフルなパフォーマンスだった。



「K fam」
1回戦トップの点数でFINAL ROUNDに出場。
1回戦とFINAL ROUNDで、まったく趣が異なるパフォーマンスで、一人ひとりが本当に幅の広い実力派ダンサーの集団であった。



「アバンギャルディ」
バブリーダンスのakane率いるチーム。
独特なユーモアが織り交ぜられており、会場を楽しませた。


番組公式動画
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