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ダンサーは旅するもの:城崎[兵庫県]

2018.2.6

城崎温泉

兵庫県豊岡市にある城崎温泉(きのさきおんせん)は平安時代から約1300年の歴史を誇り、今も川沿いの柳並木や町並みが古きよき日本の風情を感じさせてくれます。
島崎藤村や志賀直哉、司馬遼太郎はじめ多くの文人墨客に愛された、文学の香り高い伝統の温泉街。大谿川の両岸に旅館やみやげ物屋が軒を連ね、温泉情緒を盛り上げています。

七つの外湯巡り
一の湯

江戸中期温泉医学の創始者後藤艮山の高弟香川修徳がその著「薬選」の中で当時新湯といったこの湯を、天下一と推賞したことから名づけられ城崎温泉のほぼ中央に位置し、外湯めぐりのお客でいつも賑わっています。

一の湯

住所/庫県豊岡市城崎町湯島415−1

今が一番のかにシーズン
かに王国

冬の味覚の王様と呼ばれる蟹。海にほど近い城崎のかに料理は古くから湯治客の舌を楽しませています。
1981年から毎年、松葉ガニ漁の解禁に合わせて開国。
松葉ガニが賞品の絶叫大会、かに雑炊のふるまいなどがあります。

かに王国

開催日/11月~3月

城崎では浴衣に下駄が正装

温泉宿では屋号入りのゆかた以外にも、カラー豊富なゆかたを取り揃えているところもあり、浴衣を着慣れない女性もおしゃれに着こなすことができます。城崎温泉独特の制度で「ゆかたご意見番」というのもあり、町内約30軒が軒下に看板を掲げ、着こなしに自信がない人や、着くずれた時に手直ししてくれるというもの。簡単な気付けのポイントが分かるリーフレット「ゆかた辞典」がもらえる。

下駄の音を響かせ浴衣のまま、ふらりと一杯。

季節、旬を大事にし地元の素材にこだわった本格的な料理と、城崎の食材にあう麦芽100%の本格地ビールのお店です。ビールはもちろん幅広いメニューが楽しめ、軽く一杯お酒を飲みたい方 、しっかりとお食事をされたい方、皆でワイワイ楽しみたい方。様々なお客様にご利用いただけます。

左:カニビール。ちょっと甘めの口当たりの良さとホップのキレが人気。 右:但馬牛と八鹿豚をふんだんに使ったデミグラスハンバーグは絶品!

GUBIGABU-グビガブ-

☎ 0796-32-4545
兵庫県豊岡市城崎町湯島646

昨年8月1日にリニューアルオープン
従来の和空間には見られない新しい和の感覚

創業一五〇年余りの歴史を誇る老舗旅館西村屋。 その別館として建てられた招月庭は、西村屋の伝統を受け継いだ、新しいスタイルの旅館です。洗練された遊び心が随所に散りばめられ、旅心を満たしてくれます。

左:月の棟。客室ごとに床の間、床脇のデザインが少しずつ異なる。 右:バリニーズ"FU-RO" 特別な日には森のプライベートスパでゆったりと。

西村屋ホテル招月庭(しょうげつてい)

☎ 0796-32-4895
兵庫県豊岡市城崎町湯島1016-2

三種のプリンアソート

新鮮なたまごの黄身のみを使用し、全て手作りの、濃厚な味わいのプリン。三種それぞれ異なる味わいが楽しめます。店内にカウンターもあり、浴衣姿のままイートインも楽しめます。今なら冬季限定プリンも!

生萬(きまん)

☎0796-32-2241
兵庫県豊岡市城崎町湯島391

但馬牛まん

高級和牛「但馬牛」を贅沢に使い、手作りで仕上げた贅沢な味わい。肉のうまみがぎっしり詰まった具とほんのり甘い皮がベストマッチ。コロッケやメンチカツもおすすめです。

但馬牛DELICA茶屋

☎0796-32-2655
兵庫県豊岡市城崎町城崎温泉駅 駅通り

TOKYO DANCE LIFEは高知への旅をダンサーにオススメしたい。

11月6日に松葉ガニ漁が解禁になり、寒さも厳しくなったこの時期。
歴史ある城崎温泉で踊り疲れた身体を癒しに、そして冬の味覚を堪能しに是非城崎温泉へ足を伸ばしてみてほしい。洋服を脱ぎ、浴衣を着る。それだけで都会では味わえない休日が始まる。ナチュラルに、クラシカルに城崎温泉を楽しんでみよう。

 

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