TOKYO DANCE LIFE CINEMA 23:ゴッホ ~最期の手紙~
TOKYO DANCE LIFE CINEMA 23:ゴッホ ~最期の手紙~
2017.11.01
世界初、全編が動く油絵で構成される珠玉の体感型アートサスペンス映画 ゴッホは、テオに書いた最期の手紙でこう書き記している。「我々は自分たちの絵にしか語らせることはできないのだ」と。ならば、彼の絵に語らせるべきではないか? ゴッホへの敬意から、前人未踏の大胆な手法でその人生を描き出した『ゴッホ ~最期の手紙~』は、驚嘆に値する革新的な芸術だ。なんと本作ではゴッホの謎に満ちた死の真相が、ゴッホ自身の絵によって描き出される! 全編を構築しているのは、125名の画家たちの筆でゴッホのタッチを再現しながら描かれた“動く油絵”。つまりゴッホの絵画が動き、ゴッホ自身の人生に迫る圧巻の体験型アート・サスペンスなのである。 描かれるのは、郵便配達人である父からゴッホの手紙を託された青年アルマンが、ゴッホの真実を求めて旅をする物語。一般的には銃による「自殺」とされているゴッホの死だが、そこには説明のつかない、不可解な事実が隠されている。ゴッホが遺した手紙をきっかけに、アルルからパリ、そして彼が最期の日々を過ごしたオーヴェールに行き着くアルマンとともに、観客はゴッホの描いた絵画の世界へと誘われ、入り込んだような感覚を覚えるだろう。映画はゴッホの人生を探す旅を、ゴッホ自身が描いたとしか思えない油絵で描写し、伝記的な回想部分はモノクロの水彩画で表現。肖像画で見たさまざまな登場人物がゴッホを語り、彼の情熱、孤独、愛、そして驚くべき人生が浮かび上がる。37歳という若さで、彼はなぜ命を絶たなければならなかったのか? 彼は本当に自分の腹を銃で撃ったのか? そして、彼が最期に見たものとは? アートのもたらす快楽と、スリリングに進んでいく謎解きの興奮、そして次第に姿を見せる偉大な画家の魂は、見る者の心を激しく揺さぶらずにはおかないだろう。 芸術の秋を彩る、まったく新しいアート体験が、ここにある。
STORY
11月3日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー! |