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イベント徹底特集 NOA DANCE IMPACT 2016 Summer

2016.6.14

 5月28日、29日の2日間、人見記念講堂にて「NOA DANCE IMPACT 2016 Summer」が開催された。
 NOAダンスアカデミーに通う生徒の日頃の成果を披露する「発表会」は今年でなんと23年目を迎え、その圧倒的なスケール感のステージは今年も健在だった。
 主役となったのはもちろん、出演者の生徒達である。この先生のナンバーで踊りたい、自分のダンスを見てもらいたい、など出演する目的はそれぞれだと思う。それでもこのナンバーをつくりあげたい、という想いは懸命に踊っている姿から十分に感じることができ、リハーサルを重ねるごとに生まれて来た一体感は、観客を引き込むことができるほどの迫力があった。
 また今回のフィナーレは冒頭に各コレオグラファーのソロで盛り上げ、ナンバー毎によるそれぞれのらしさを出した振りがあり、そして全員での挨拶と、最後までしっかりと構成されていた印象を受けた。
 そしてその主役たちの魅力を最大限に引き立たせる照明や舞台美術などの演出が凄かった。特に照明はそのバリエーションの豊富さで、各ナンバーを文字通り彩っていたのは間違いない。
 このような演出のステージで踊れたらすごく気持ちがいいだろうな、と思ったし、実際に終わった後の出演者の表情がそれを物語っていたように思う。これからも他にはない感動や興奮を味わえる貴重なイベントとして注目して行きたい。

観覧者の声

「みなさんの熱がとても伝わる良いパフォーマンスだらけで勉強になりました。とてもかっこよかったです!」
「流石IMPACT、なにもかも濃くてとても楽しく観ることが出来ました」
「楽しかった、また来たい」
「大変に完成度の高い舞台で感動しました」
「多彩なジャンルのダンスが観れて良かったです。音と光の連動も素敵でした」
「生き生きしていて素敵だった」
「どの作品もキレがあってすごかったです。いつか私も出演したいです」
「生で観た数回、映像で見た回ふくめて今までで一番良かったです。作品としても、個々のパフォーマンスも」

CAST VOICE

ACT2-2 新藤静香ナンバー出演

中崎蕗乃さん

ずっと出たかった新藤静香さんのナンバーに出ることが出来て本当に幸せでした!少人数で和気あいあいとした和やかな雰囲気の中でのリハで、体力的には厳しいこともありましたけど、いつも先生が練習するときに「お客さんに届けー!!」とさけびながら私達の気持ちを高めてくれたので、とても楽しく練習できました!体の芯を使って踊るという技術的な面はもちろん、楽しく踊るのが一番ということを教えてもらえた私にとってかけがえのない二ヶ月半でした!本当にありがとうございました!そしてこれからも先生のレッスンに通って上達したいと思っているのでよろしくお願いします!!

ACT2-8 MIZUKIナンバー出演

佐藤麻由さん

NOA DANCE IMPACTのMIZUKIさんナンバーに出演させて頂くのは、今回で3回目! 当時会社員の私は、このままでは生活が腐る。と、危機感を感じ、会社から通えるwaackのクラスを探しあさっていました。見つけたNOAでMIZUKIさんに出会い、その教え方のわかりやすさと、面白さとかっこよさに惚れるまでに時間はかかりませんでした。今回で3回目になるMIZUKIさんナンバーですが、毎年選曲が楽しみで仕方ありません! 昭和の歌謡曲を交えた構成で、こんなにも自分が昭和生まれで良かったと思うことはありません。今回も、MIZUKIさんの色がたくさん盛り込まれ、会場の皆さんが笑顔になるようなハッピーな作品に出させて頂けて幸せでした!踊ってる自分達も頭が沸騰するくらい楽しかったです! 本当にありがとうございました!♡

ACT1-5 小幸ナンバー出演

若林隆二さん

今回、初めてNOA ダンスインパクトで小幸先生ナンバーに参加させていただきました。初めて小幸先生のクラスに出させていただいたのは、2年前の4月秋葉原校のオープンと同時にスタートしたパンキングのクラスでした。パンキングのクラスなど初めて出る生徒がほとんどで、皆、てんやわんやでした。毎回毎回、出来ないことだらけでしたが、それでも、とても楽しいクラスだったので、生徒の皆は通い続けました。それから2年が経ち、小幸先生がナンバーを出すかも?と話を聞いたときは、誰ともなく「出る?」「出たいけど、大丈夫かな、、、」といった声があちこちで聞かれました。そして、挑戦してみようと集まってきた16人のメンバーで今回のナンバーの参加が決まりリハーサル、練習が始まりました。リハーサルで振り入れが始まった当初、「じゃあ、ここまでの流れを動画で撮りましょう」と小幸先生がおっしゃり、小幸先生に撮って頂き、皆で踊りましたが、踊り終わった後、小幸先生が「ボロボロだぜぇ…!!」と、絶叫したのは今でも鮮明に覚えています。。それから約2ヶ月、リハーサル以外でも、メンバーの皆で日程を合わせて自主練をしたり、出来る限りを尽くして、本番に挑みました。観に来てくれた友達、クラスに出ていたけど今回は発表会に参加できなかった皆さんから、暖かいお言葉を頂けたときは、自分なりの成果が現れ、達成感を感じ取れる最高の舞台だったと、とても嬉しかったです。来年もナンバーでますか?って? 絶対出ます!! 本当にありがとうございました。

CHOREOGRAPHER VOICE

ACT2-2 CHOREOGRAPHER

新藤静香

まず、お礼の言葉を申し上げます。この度は本当に素敵な時間と空間をありがとうございました。リハーサルから早3ヶ月…本当にあっという間でした。初めてのNOA IMPACT、初めてのメンバー、初めて出会う先生方、初めて感じる空気、初めてのお客様……初めてって、とても明るくて新しくて気持ちよくて大切にするべきなのだと改めて感じさせて頂きました。私のナンバーでは、体から踊るベーシックなJAZZを目的とし、一歩ずつ前向きに大地を踏みしめて歩いて行こうというテーマを掲げて、12人の戦士と共に立ち向かいました。伝えることは本当に奥が深くて果てしなくて難しいことですが、その分やり甲斐があって素敵なことで…人間に与えられた最高の権利の1つだと思っています。その権利を駆使しないでどうする!と思えば思うほど生徒に要求することも増え、たくさん困らせましたが(笑)。でも本当によくついてきてくれました。ありがとう。 他のナンバーはどんなドラマがあったのでしょう(すごく気になります)。いろんなドラマに舞台がつき照明がつき舞台機構がつき、お客様がつき、こんなに満たされた空間はないですよね。これだからダンスはやめられない。伝えられる場がある限り、伝えたい思いがある限り、その可能性を信じて突き進んでいきたい。そんな世界に生きていられていることに感謝して私自身、これからも精進して参ります。共感してくださる方が1人でもいらっしゃったらとても幸せに思います。愛のあるダンスを!

ACT2-8 CHOREOGRAPHER

MIZUKI

今年で3回目のNOA DANCE IMPACT。初心者用のナンバーとして出展を始めて、毎年会場の皆様に笑顔をお届けするというテーマを掲げ、今年も頑張りました!連続3年出ている固定メンバーも増え、皆で励ましながら約二ヶ月、めーちゃくちゃ練習しました(笑)。RPG並に皆で団結して1つずつクリアしていく様は、毎年見ていて中々見ごたえのあるものです。 今年は会場のお客さんに『アレ?NHKホールだっけ?』と錯覚させようという目標だったので、閉幕後に来てくださった方から色々と褒められたり嬉しい言葉を頂けたようで、皆の努力が実を結んで良かったと思います。 これからも出演する生徒にもお客さんにも心に残る作品作りを心掛けて頑張りたいと思います! 皆、今年もお疲れ様!

ACT1-5 CHOREOGRAPHER

小幸

NOAでPunking入門のクラスを持たせていただき始めてから約2年。最初は本当Punkingが初めてでゼロからのスタートの方が多かったのですが、めげずにずっとレッスンに続けて来てくれる人も増えてきて、そろそろ、じゃあナンバー出せるかな!ということで今回、初めてNOA DANCE IMPACTに作品を出すことが出来ました。 リハの最初で皆と掲げた目標『わざわざ、お金と時間を割いて、皆は参加しているわけなので、振りを覚えて、あぁ楽しかったで終わらせず、この期間に、確実にレベルUPしよう』、『シンプルなDANCEで誰よりもカッコ良く』、『音楽を聴いて、感じて踊る』、『人の心に伝わるような踊り』、『これを見てPunking/Waackをやりたいなぁって人が増えたらいいな』ということで、皆、この目標に向かって練習した成果を本番でしっかり見せてくれたと思います。でも、まだまだ!! 次はもっともっと!! 温故知新!!

TOKYO DANCE LIFEが熱く踊りきった全18ナンバーをご紹介!

ACT1-1

「BLACK2YELLOW」
 振付 MABU

出演者紹介のVJで始まり、ACT1のオープニングを飾った。幅広い年齢層からの支持を持つMABUナンバー。毎回キッズの出演者も多いが、今回はキッズと大人を比較した構成が見応えあるHIPHOPを魅せつけた。

ACT1-2

「Step for growth」
 振付 TAKUMI

経験者、未経験者が混同参加していたナンバー。Poppinの形やスタイルにとらわれない、新しいPoppinのイメージを感じさせるステージングを披露したTAKUMIナンバー。

ACT1-3

「Weird Girls」
 振付 YUMI

“女の子”を色々な表現で引き出すYUMIナンバー。可愛く、SEXYで個性的な女の子たちが、おもしろ、おかしく歌い踊る。カラフルで非現実的な世界を表現し、一つのショーを見ているようだった。

ACT1-4

「Rainbow Cake 90's」
 振付 Yapp.I.Am

懐かしい90’sを感じる衣装や、パラソルのカラフルでHAPPYな雰囲気と、雨をイメージした映像や照明使いがマッチして、発表会ならではの大きな舞台をカラフルに彩った。

ACT1-5

「温故知新」
 振付 小幸

赤と黒の衣装で決めた出演者が、力強く、勢いのあるPunkingを披露した。どんどん展開していく構成、思わず見入ってしまう息の合った振り付けに、出演者の熱い気持ちが会場に伝わった。

ACT1-6

「or」
 振付 Tsuuu

SEXYな衣装と照明が独特な世界観を作り、振り付けにも個々のスキルの高さが伺えた。細かいニュアンスもきっちり表現しきった、オーラを感じるステージングを魅せたTSUUUナンバー。

ACT1-7

「Feel it!!」
 振付 ちっひー

今回の発表会は初出典、そして唯一のLOCKナンバーだった。疾走感、一体感あるLocin’で会場を盛り上げ、ソウルステップで大人の雰囲気も感じるセンス溢れるナンバーを披露した。

ACT1-8

「CRAZY HOME」
 振付 CRAZY SHIZUKA

前回のNOA DANCE CONNECT vol.5で優勝を飾った選抜ナンバー。一度見たら忘れない、オリジナル音源の使用や物語性ある展開で、誰にも真似できない唯一無二の作品を魅せた。

ACT1-9

「ALIVE」
 振付 戸塚慎

映像や照明を駆使し、音は一曲を使い、その世界観を見事に表現し訴求力の高い作品を披露した戸塚慎ナンバー。ラックを使った演出も目を引き、印象に残るステージングでACT1のトリを勤めた。

ACT2-1

「DA TEAM」
 振付 DAIKI

熱きパッションを感じるHIPHOPで、会場を沸かせたDAIKIナンバー。お揃いの衣装も、おしゃれに決め、ACT2のオープニングにふさわしいナンバーを披露した。

ACT2-2

「bolero」
 振付 新藤静香

NOAでは初出典の新藤静香ナンバー。自然への敬愛をイメージさせる、壮大な世界感を会場に広げた。シンプルな照明と邦楽使いも相まって、メッセージ性の強い作品だった。

ACT2-3

「HITON BOOGALOO」
 振付 Ryuzy

ベーシックなスタイルだからこそ映えるスキルフルなステージングで、観客の目を引くPopin’を披露した。個々の見せ場もあり、目を見張る舞台を完成させたRYUZYナンバー。

ACT2-4

「KING」
 振付 NAOTO

アーティストをフューチャーした作品が印象に残るNAOTOナンバー。今回はT.I.、そして今をときめくTravis Scottをフューチャー。HIPHOPへの愛を感じるナンバーに会場からの歓声も大きかった。

ACT2-5

「Go With The Flow」
 振付 SHU-HEI

細かいステップとフロアムーブ、ソロもあり、見応えあるHOUSEを披露したSHU-HEIナンバー。アンダーグラウンドな雰囲気でおしゃれに舞台を演出した。

ACT2-6

「partition」
 振付 yas.

今回は、今までのナンバーのイメージを良い意味で覆したyas.ナンバー。JAZZだけでなく、HIPHOPの要素もあり意外な一面を魅せ、こだわりを感じるステージングを披露した。

ACT2-7

「LIFE GOES ON」
 振付 SAPPY

HIPHOPや、R&B、色々なスタイルを踊りこなし、高いスキルを魅せつけたSAPPYナンバー。出演者の気迫溢れるステージに客席も盛り上がりを見せた。

ACT2-8

「THE☆ウィークエンド・ギャッツビー/シーズン3」
 振付 MIZUKI

毎度恒例となりつつある、懐かしの曲を使用したユーモラスな作品に観客からも好評なナンバー。しっかりと出演者が踊りこなしているからこそ、楽しめる作品を披露した。

ACT2-9

「stay mellow」
 振付 STEZO

出演者の高度なアイソレ、グルーヴ感溢れるHIPHOPに、思わずノってしまうステージング。音を体現したスキルフルな踊りで会場を盛り上げ今回の発表会の大トリを飾ったSTEZOナンバー。

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